天日干しってなに?

この言葉の意味、わかりますか?


あなたが食べているシラスはどんなシラスでしょうか?
柔らかめのシラス?よく乾燥しているちりめんじゃこ?

もし乾燥しているちりめんじゃこを食べているなら知っているかもしれませんね。

先日、ちりめんじゃこの商品の説明をする際に、このちりめんじゃこは「天日干し」で乾燥させています。
と言ったところ、「天日干し」って何ですか??と聞かれました。

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私の中の当り前だけの、業界だけの言葉というコトに気づかされました。

あなたは知ってましたか?


「天日干し」

この言葉は、魚の乾燥を太陽の光と暖かさ、自然の風で行うコトです。

つまり自然の力でシラスを乾燥させることです。

それに対して、乾燥機を使用して人工的に乾かす方法もあります。

天日干しは、天気に左右されるので仕事をする立場ではとてもやりづらいです。

反面、自然の風と光で乾かすことで旨味が凝縮されるような気がします。

これは個人的な感想ですが・・・

逆に機械で乾燥させる場合は、安定して生産できるので作る側としてはやりやすいのです。

 

最近では、スーパーの野菜売り場でも工場で作られたものが並ぶ機会が増えてますよね。

安定的に供給できるので価格も安定するなどいい面も多くあると思います。

ただ、どこか味気なく感じてしまい同じ野菜でも地元で採れたモノ、農家さんの顔や名前が書いてあるものを選んだりしませんか?


どちらが良い、悪いというのではなく、商品の情報や背景を知ることでどちらを選ぶかということだと思います。

産地や生産者の情報あなたに伝わってますか?

私は漁村から旬の情報をあなたに届けたいです。

ちなみに、今は秋シラスのシーズンです。

秋は天気が変わりやすいのでいつも空とにらめっこです笑


あなたはどちらの方法で乾燥させたちりめんじゃこが食べたいですか?

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